パッチワークのタペストリーを新しく作ろうと思っています。「アラウンドザワールド」のタペストリーです。
それに向けて、パターンを作っています。
実は、和風な配色についてお勉強中です。
twitterでお知り合いの作家さん仲間の方から「がっつりと和風のキルトも見てみたいな」ってお話をいただきました。やりとりをしていたら、むくむくと和キルトを作りたい気持ちがわいてきたのでした。次の作品は和キルトにしたいなぁって思っています。
そういうわけで、どんな配色にすると和風になるかなぁって調べ始めたのでした。
そんな中。公家のみなさんは、季節季節で、その季節の植物などをイメージして色彩のコーディネートを楽しんでいた、という記事を見ました。春なら梅、つつじ、夏なら桔梗、秋ならもみじ、みたいな感じです。
そんな情報を見ていたら、私もお花をイメージした配色をしてみたくなりました。
こちらは山吹をイメージしています。
山吹の色彩は平安時代に流行ったようです。鮮やかな色彩が人気で、男女ともに装束によく使っていたそうです。当時は、華やか、ゴージャス、というイメージだったようです。
確かに、鮮やかなオレンジっぽい黄色な感じの色は、とってもきれいで華やかな雰囲気ですね。
こちらは菖蒲をイメージしています。
菖蒲といえば、きれいな鮮やかな紫のお花のイメージがあります。しかし。平安時代の菖蒲のイメージは、もうちょっと淡いピンクから紫といったイメージだったようです。これは、菖蒲のお花ではなく、根っこの部分の色ともいわれているのだそうです。
でも、私の中では、やはり菖蒲といえば鮮やかな紫というイメージが大きいので、そちらの色を使って配色しました。
内側の紫ですが、ちょっとはっきり鮮やかなので内側に入れたのですが、外回りをがっつりと紫にしちゃってもよかったのかなぁと。できあがってからちょっと思ったのでした。
タペストリーにするために、まだまだ作りますよ。同じパターンばかりの投稿になりますが、よかったらお付き合いくださいませ。
少しずつですが、一つ一つ大切にパターンを作っていこうと思います(^^)。
コメント