こんにちは。パッチワークキルト作家のmiwazouです。
お世話になっているハンドメイド販売サイトminneの作家支援活動をされているminneLAB。
場所が自宅からそれほど遠くないこともあり、見学可能な日時に一度お伺いしてみたいと思っていました。
しかし。なかなか行く勇気が出ず、「まおさんもお忙しいし」「おじゃまになってはいけないし」「今日は子供が早く帰ってきちゃうし(もう中学生なので、私が留守にしても全然問題ないのに💦)」などと言い訳ばかりして、なかなかお伺いできずにいました。
でも。勇気を出してお伺いしてきました。
まおさんにもお会いすることができ、お会いできただけでも感動なのに、販売についてのアドバイスもたくさんいただいて、とっても充実した時間を過ごすことができました。
というわけで。めちゃくちゃうれしかったので、そんなことを書いてみようと思います。
一度まおさんにお会いしたい!
minneLABの作家支援活動で、YouTubeコンテンツ 「おはよう!minne LAB」通称「おはラボ」 の配信があります。おはラボではいつも、作家支援アドバイザーの和田まおさんが、minneの作家さんからのお悩みに、本当に親身になって答えてくださっています。
まおさんは、マーケティングとかネット販売についての知識とか経験とか、本当にたくさんあって、どんなお悩みにもお答えくださるのですが。それが本当にすごいのですが、さらに、とても親身に作家さんの想いに寄り添って、またみなさんに誤解を与えないようにものすごく丁寧に言葉を選んでお話される感じとか、というお人柄が本当にすごいと、あこがれています。
一度ぜひお会いしてお話したいなぁって思っていました。
私の活動について。今年一年を振り返ってみると、ネット販売についていろんな課題が山盛りだというのに、必死にがんばってなかったなぁって反省することばかりだと思いました。
来年こそは!と思いつつ、どういう方向でどうやって、どこに力を入れていけばいいだろう、ってなって。これは、ぜひまおさんにお会いして一つ喝を入れてもらってモチベーションを上げたい!と思ったのでした。
なんとしても今年中にお伺いするぞ!ってなりました。
お伺いするぞ!
おはラボの収録の様子をインスタライブで配信されているのですが、YouTube用の動画収録の前後に雑談コーナーがあります。そこで、毎週木曜日の午前中インスタライブをされていて、午後はminneLABにいらっしゃると言われていました。
これは、木曜日の午後にぜひともお伺いするぞ!と思っていたのですが、先にも書いた通り、なかなか勇気を出せずに、なにかと自分に言い訳をして行けずにいました。
お伺い当日も、朝から迷っていました。
大学生の長男がおうちにいたのですが「午後から出かけるかめっちゃ悩んでるんだよね~」って話したら、「え!?なんで出かけないの!?」って言われちゃいました。
確かに。もう出かけない理由はないですよね。意を決して出かけることにしました。
いよいよお伺いした
minneLABは、最寄駅から徒歩10分ぐらいのところとのこと。超がつく方向音痴の私は、迷わないようにと、事前にGoogleマップのストリートビューを使って、何度も予習しました。
おかげで迷うことなく無事到着。
緊張も最高潮な状態でminneLABにお伺いしました。
まおさんは、どなたかとネットでつなげてお話をされていたようだったのに、私に気づくとそちらを中断して、私のほうのお話を聞いてくださいました。
自己紹介をしたら「あぁぁ。キルト和さん!」って。覚えてくださっていて、これまた感動でした。
めちゃくちゃ緊張して、うれしくて感動して、舞い上がっていて、全然うまくしゃべれなかったかなって思います。まおさんびっくりされてなかったかしら。。。💦
まおさんからいただいたアドバイス
「ネット販売がなかなかうまくいってなくて、まおさんに喝を入れていただきたくて」ってお話したら、たくさんアドバイスをくださいました。
写真について
私がネット販売をするにあたって一番ネックになると思っている写真撮影。
ネット販売では、とにかく写真が大事。写真で魅力が伝えられないと売れない。実物が見ることができないので当たり前です。
なのですが。私は本当に写真撮影が苦手です。家族旅行の写真とか、子供の運動会の写真とか、失敗に失敗を重ねるありさまで。。。もっぱら写真担当は旦那になっています。
minneの作家支援では、おはラボだけでなくnoteなどでも写真撮影の方法、コツなどについてたくさん発信してくださっています。そういうのを参考にさせていただいて、とにかく頑張って撮影している、という状況です。
他の方の写真で「あら。かわいい。」って感じで、お花とか飾って撮影されているのをよく見かけるので、私もちょびっとだけそういうのも入れてみたりしています。
まおさんからは、写真の基本的な撮り方は問題ないので、作品の見せ方を変えてみよう、とアドバイスをいただきました。
使用感がイメージできるような写真を追加する
クリスマス向けコースターなども出品しているのですが、コースターとして使用している写真が現状ありません。
コースターとカップを2組出してきてくださって、メインのコースターにカップを乗せたものを手前に、奥にもう一組を配置して実際に写真を撮ってみてくださいました。2人でお茶しているようなイメージと仰って撮ってくださったのですが、本当にそんな雰囲気が出る写真になっていました。
使った感じを写真に撮る、というのもなのですが。写真を撮る時に「2人でお茶している」ってストーリーを決めて撮影されているのがいいなと思いました。以前からまおさんが仰っていたことでした。ストーリーがわかる写真ってこういうことなんだなと、改めて理解しました。
私は、このクリスマスコースターは、各部屋のドアに貼って、ささやかながらクリスマスを楽しんでいるとお伝えしたところ、そういう写真はぜひ追加したほうがよいとのことでした。
サイズ感がわかるような写真を追加する
ミニタペストリーを出品しているのですが、サイズ感がわかりにくいとのご指摘でした。
たしかに。私の写真はタペストリーを写真いっぱいに撮っちゃってるので、サイズ感は全然伝わってなかったでした。
もっとひいて、タペストリーを飾ってる近くに花瓶などを置いてみるとか、比較対象が一緒に写るといいとのことでした。
作品の雰囲気に合わせて背景を変える
現状、私は背景に布を使っています。初心者さんの基本の写真は背景を白にするのが良い、ということなので、それを実践しているのでした。作品によってちょっとベージュっぽいのも使っているのですが。
私の作品の雰囲気から、白の背景より、木のテーブルなどの上にポンと置いた感じにすると雰囲気が出ていいんじゃないかとアドバイスをいただきました。
いい感じの木のテーブルがなかったら、ホームセンターなどで細めの(幅10cmぐらい)長い板を何枚か買ってきてペンキを塗って、その板を並べるととってもいい感じになると教えていただきました。実際にモノも見せていただきいました。いい雰囲気の色が塗られていて、また細めの板なので収納場所にもそれほど困らなそうなのもいいなと思いました。
私は一眼レフのカメラを使っているのですが、一眼レフなら作品に焦点を当てて背景をぼかしたりすることができるので、多少背景が生活感があっても平気かもとのことでした。あまり気になるようだったら、大きめの板を背景に立ててもよいとのことでした。
ぜひやってみたいと思いました。早速本日ホームセンターに板とペンキを買ってきました(^^)。ペンキ塗りはまだできてないのですが。塗れたら早速使ってみたいとワクワクしています。
あと。なんとなくおしゃれっぽいから、と作品の写真に添えているお花とかの小物は入れなくてよいとのことでした。やはりそちらに目が行ってしまうので。それよりも作品に集中して見てもらう方がいいとのことでした。
先の、ストーリーを考える話で、そのストーリーに必要な小物だけを追加すればいいのかと思いました。
価格について
全然安い、とのご指摘でした。一斉に全部2倍にしてもいいぐらいだと💦。
他の作家さんにとってもそうなのだと思うのですが、私にとっても作品の価格については大変な課題です。そこは自分でも自覚はあるのですが。。なかなか最適解が見つからず。。。
作品の価格について考えていることを以下にも書いています。
ここでは「自分の納得する価格設定するぞ!」って決意表明しているのですが、やっぱり踏み切れずにいるのです。。。
やはりみなさん自分の作品のことになるとなかなかきちんとした値段を付けることは難しいのだそうです。
まおさんが「私のセミナーとかも、8000円とかのセミナーとかそんなに!?ってなる」って仰ったので、「えっ!?まおさんのセミナーなら8000円なら安いぐらいだし全然受けたいです!」って反応したら、「そう!そういうこと!お客様も、作品の価値をちゃんと認めてくださる方がいらっしゃるから、そういう方に楽しんでいただければいいのよ。」って。
minneのような、ハンドメイドの作品を購入したくて見てくださるお客様は、きちんと価値をわかってくださるのだと仰います。
極端な話ですが。minneでご購入されたお客様で、あまりにもお安いので作家さんにもっとお支払いしたい、と多めにお振込みされた方もいらっしゃったとか。(もちろん返金されたとのことですが。)お金をたくさんお支払いくださった、ということより、きちんと作品の価値を認めてくださっている、ということがすごい!と思いました。そんな素敵なお客様もいるのですね。。。
また。あんまり価格が安いと、何かあるんじゃないかって逆にご購入をためらわれる方もいらっしゃるということでした。
やっぱり、きちんと手間のかかった分、技術のある分、価値をのせた価格設定が重要だと改めて理解できました。
販売する作品について
私は、現状小さい布小物ばかり販売しています。ポーチが一番大きいかな。
でも、できるならもっと大きめのバッグとかタペストリーとかも作って、きちんと値段を付けてショップに並べると作品の見え方が変わってくる、とうことでした。
こんな技術がある作家さんなんだってことも伝わるし。既存の作品の見え方も変わってくるということでした。
それは確かにそうかもしれないなと思いました。自分が何か、例えば4000円のポーチを買うとき、何万もするような大作も売ってるお店と、小さめの2000~3000円ぐらいの作品がメインのお店だったら、前者のお店のほうが4000円をポンって出して買いそうな気がしました。なんとなくですけど。
それで、minneの作家さんでシマおばあちゃんって90歳を超えるおばあちゃまが今までに作った大作キルトを販売されているのを教えていただきました。
数万円とかするキルトですが、本当にステキなキルトばっかりで、結構たくさん売り切れているようでした。
こういう売り方もあるんだなぁって思いました。私は、なんとなくハンドメイド販売ってアクセサリーとか小物系、って勝手に決めていました。大きなベッドサイズのタペストリーとか売るイメージは全然ありませんでした。
雑貨としてばかりではなくて、アートとして楽しむキルトを販売するのもよいのではないかとアドバイスくださいました。
また。これからだと桃の節句とか、端午の節句とかに向けての作品とかもいいかもって。そういうイベントに向けては、せっかくなので多少お金をかけてもいいものをそろえたいって思われるので、丁寧にステキな作品を作るといいかもということでした。
すごくいいと思いました。俄然販売用のタペストリーを作りたくなってきました。どんなデザインにしようか、なんて考えちゃったりしています。
目的達成
来年からはより気合を入れて頑張れるように、喝を入れていただいて、モチベーションを上げよう!って目的でお邪魔させていただいたのですが、その目的は十分達成できたかなと思いました。
今まで、この方向で進めよう!という確固たる信念がなく、何をやってみても「やっぱり違うのかもしれない」と自信がなくなり、なかなかモチベーションを高く持ち続けることができずにいました。
でも、今回まおさんとお話して、方向性が見えてきた気がしました。
まずは以下を頑張りたいと思います
- 写真を背景、作品の見せ方を変えて撮り直してみる
- 販売用のタペストリーを制作する(春はイベントの予定があり、できないかもしれないけど、まずは夏までに一つ!!)
- 販売価格を全体的に見直す
まおさんに背中を押していただいたのだから、自信を持って進めてみようと思います。
今回、不躾にも突然お邪魔させていただいたにもかかわらず、私のことを思って親身になってアドバイスくださったまおさんには、本当に感謝しかありません。本当にありがとうございます。
必ずや売り上げを上げて、まおさんにお礼を言いたいと思います。
来年の目標の一つはこれ!!「目標の売り上げを達成してまおさんに改めてお礼を言う」!!
(※)余談ですが。。。
本当に舞い上がっていて、やりたいこと、お話したいこと、いくつか思っていたことがあったのに、みんな頭からふっとんでしまっていました。
本当は、せっかく本物まおさんにお会いできるので、まおさんの名著「売れるきほん帖」を持って行って、あわよくばサインなどしてもらえたらうれしいなって思っていました。それなのに、そんな重要なことを忘れていました。
また。以前twitterでminneLABの、というか、世田谷ものづくり学校の、かな、中庭がとってもステキ!って写真を投稿されていたので、それもゆっくり見させてもらおうって思っていたのに、それも忘れていました。
さらにさらに。作品の展示コーナーがあって、こちらも見させてもらおうって思っていたのに、これも忘れていて。
たくさん大失敗もあったのでした(;_;)。
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