こんにちは。パッチワークキルト作家のmiwazouです。
先日、『TOKYOハンドメイド祭 vol.1』に出店してきました。
以前、お友達が小さい規模のマルシェを企画してくれて、それには参加したことがあったのですが、大きい規模のハンドメイドイベントは初めてでした。
申し込みの時からめちゃくちゃ緊張して、緊張しっぱなしの日々で、なんとか出店までこぎつけた、という感じでした。
当日は、いろんな人とお話しできて楽しくはありました。が。決して成功だった!と言える結果ではありませんでした(涙)。これは反省して、必ずやリベンジしたいと思っています。
そんなハンドメイドイベントデビューの経験について書いてみようと思います。
準備
まずは準備編。
以前マルシェに参加させてもらったときに準備したものから、以下のようなものをアップデートして準備しました。
マルシェに参加させてもらったときの準備については以下に書いています。
作品たち
以前参加したマルシェは、会場がイオンのビルの上ということで、お買い物ついでに寄ってくださるお客様が多いかなと思いました。なので、お買い物帰りにちょこっと寄ってお買い物していただくってするのがいいかと思って、お値段を控えめな作品をメインに用意していました。
しかし。今回はがっつりとハンドメイドイベントなので、minneで販売しているような、きちんとパッチワークしてキルトした作品を用意しました。
minneで販売しているファスナーポーチなども結構持っていきました。
写真がまだまだ練習しないといけない状態の私は、実際の作品を見ていただきたい思いがあり、あれもこれも見ていただきたいと思って、欲張ってたくさん用意しました。
ディスプレイ用什器
前回のマルシェでは、セリアに行ったときに、ワイヤーネットやこれにかけられるワイヤーの籠でいい感じにディスプレイできる!って思って、いろいろ買ってきました。
それと。かわいい!って気に入った木製のケースなども買っちゃいました。
しかし。それだと荷物がすごく大きくて重い!このときは旦那が車で行ってくれたのでよかったのですが、電車で行くには無理かなと思って、別の什器を検討していました。
検索していると、ダンボール製で組立式の棚を見つけました。組立式なので持ち運びが便利!ハンドメイドイベントにぴったり!って売ってました。
これがとっても気になって、とりあえず1個購入してみました。3段の階段状の棚です。
- ダンボールだけど割としっかりしている
- 組立が簡単
- 組立前はぺったんこで持ち運び便利そう
- 購入したお店のご対応がとっても良かった♡
というわけで、これを使うことにしました。
もうちょっと違う形のもあったり、組み合わせて使えるのもあったり、とっても気になって、結局いろいろ買っちゃいました。
下の写真の棚は全部このシリーズのダンボール製の棚です。
ダンボールなので、軽いのがいいところではあるのですが、どっしり感はないです。なので、外のイベントとかで風が強かったり、テーブルが安定してなかったり(そんなことあるのか!?)すると、ちょっと不安はあるかもです。
でも。室内のイベントなら問題ないです。
とっても気に入りました。
ただダンボールということは紙だし、すぐよれってなったりするかなって思ったのですが、1回使った分には全然まだまだ使えそうな感じです。
購入したは以下です。
こちらの棚は、今回参加したTOKYOハンドメイド祭でも周りの作家さん(主にアクセサリーの作家さんが多かったけど)も、同じのを使われている人を何人か見かけました。人気なのかしら。。。
後。余談ですが。
テーブルクロスはセリアで購入したものなのですが、パッチワークキルトで作ったタペストリーも敷いてみました。「こんなタペストリーも作れるのよ♡」アピールです。
当日
当日の朝
当日は、朝からとってもいいお天気でした。暖かくて、お出かけ日和って感じでした。
開場が12:00で、設営開始が10:30だったので、割とゆっくりおうちを出ることができました。
ただ。超方向音痴の私。駅を降りてから会場まで迷子にならないかとドキドキしていました。が。浜松町の駅を降りたら、明らかに仲間と思われる、大きい荷物を持った人が何人も同じ方向に向かっていたので、その方々についていくことで、全然大丈夫でした。
会場に到着すると、出店する人の列と、少しだけだけどお客様の列もありました。すごい!気合を入れてきてくださっているんだなぁってびっくりしました。
検温してもらって、会場に入って、自分のブースへ。設営を始めました。
時間は十分あるんですけど、欲張ってダンボールの組み立て式の棚をたくさん持って行ったので、ちょっと焦りながら準備しました。
周りにご挨拶などしていたらいつのまにか開場時間になってました。ドキドキ。
開場してからの様子
私のブースは入り口から遠くの奥の方だったということもあるのか、お客様はそれほど多くなかった印象でした。お客様として行くなら、これぐらい空いてたらゆっくり見れていいかも、って思う感じでした。
しかも。私があまり自分から声をおかけすることができず、あまりお話ができなかったかなぁって思います。めっちゃ後悔するところです。
私は一人で参加していたため、自分のブースを離れるタイミングがわからず、自分の周りしか見てなかったのですが。もっといろいろ偵察に行けばよかったかなぁって思いました。
印象的な出会い
そんな中。今回は男性の方とお話する機会があったのが印象的でした。ハンドメイドする人、使う人って女性が圧倒的に多いイメージだったので。私の偏見なのですが。
お隣のブースで出店されていた方
お隣のブースは、男性2人で出店されていました。ガラスのアクセサリーを販売されていました。
ご挨拶に行ったときに、作品を見せていただいて少しお話しました。
なんとこの方々は美大の学生さんだったそうです。すごく穏やかで、落ち着いた雰囲気だったので、学生さんってことにびっくり。大学生って、うちの息子の年代じゃんって感じで💦。
今回初めての出店とのことでした。
お客様
男性お一人のお客様だったのですが、スリムペンケースをじっくりと見てくださっていました。
特に、招き猫ちゃん柄の生地で作ったペンケースを何個か見比べられていました。「和柄がお好みですか?」って伺ったら、ちょっとうつむき気味に「はい」って仰ってました。
うわ~。男性にも気に入っていただけるんだぁ!ってすごくうれしくなりました。
そのお客様は、だいぶ迷った結果、やはり招き猫ちゃんのペンケースをご購入くださいました。
反省点
先にも書いた通り、今回の出店は決して成功だった!と言える結果ではありませんでした。売り上げもとっても少なく、思っていたよりもお客様とお話しできた時間が短かったでした。
イベントに出店した!って作家さんの報告を見てると、「売り上げはさておき、お客さまとたくさんおしゃべりできて、作品をたくさん手に取ってもらって、本当に楽しかった(^^)。」って方がすごく多く感じました。
私も、売上よりも、たくさんの人にたくさん作品を見ていただこう!って思っていたのですが、思ったよりはお話できなかったかなと思いました。
必ずやリベンジしたいと思っているので、要改善点を検討してみました。
テーブルサイズを勘違いして準備しちゃった
ディスプレイに関しては、もちろんおうちでリハーサルしていました。
このとき。テーブルクロスを広げて、テーブルサイズはこれぐらいかなってイメージしてディスプレイしました。
これが、テーブルクロスのサイズを勘違いしていたらしいのです。
おうちでリハーサルしていたよりテーブルに余裕がない、ということが当日の設営で判明しました💦。
ダンボールの棚の横にもうちょっと余裕がある予定だったので、ここに座ればいいなって思っていました。しかし。テーブルいっぱいに棚が並んでしまったので、私が座ると棚で隠れちゃう感じになっちゃって。
結局、ほぼずっと立ちっぱなしになってしまいました。
これはテーブルサイズが決まっているのでどうしようもないところもあるけど、次回に向けては、もうちょっと楽ができるようにディスプレイを考えたいなぁって思いました。
声掛けができなかった
イベント出店に当たって、作品制作や当日のディスプレイのことについては、かなりがんばって準備をしていました。
が。セールストークについて、全然準備していませんでした。
私は割とおしゃべりで、以前から知ってる人とはもちろん、初めての方でも割とお話しできることが多い気がしています。なので油断していました。
並べていた作品たちは、もちろん自分で作ったもの、しかも時間をかけて、丁寧にこだわって作ったので、作品について質問されたらお答えすることはできるだろうと考えていました。
ところが。ブースの前で見てくださっている人、作品を手に取って見てくださっている人、になんて声をかければいいかわからずにいました。
ブースの前を通りかかって、私の方を見てくださった方には「こんにちは」ってご挨拶はしてたんですけど、それしかできませんでした。
「パッチワークで作品作ってます」ぐらいしか言えなくて。
特にじっくり作品を見てくださっている方に声をかけられず、なんだか気まずい感じにしてしまっていました。
これは大失敗だったかなって思います。
次回に向けては、私の作品に興味を持ちながらも黙って見てくださっている人に向けて、何って声をおかけするか、きちんと決めていこうと思います。
欲張ってぎゅうぎゅうにディスプレイしすぎた
私は普段ハンドメイドマーケットサイトminneで作品を販売させてもらっています。
ネット販売なのでどうしても写真で作品の魅力を伝える必要があります。が。私の写真の技術がまだまだで、いまだきちんと伝えきれてない気がしています。
そんなわけで、実際に実物を手に取って見ていただきたい!気持ちが大きいのです。
それで。今回のイベント用に作成した新作はもちろん、minneで販売中の作品もたくさん持っていきました。
そして、あれもこれも見ていただくて、今回新しく購入した棚にぎゅうぎゅうに並べられるだけ並べたって感じになりました💦。
並べているときはそう思ってなかったのですが、ディスプレイした写真を撮って、終わってみて改めてその写真を見たときに、そんなことも思ったのでした。
大規模イベントに何度も出店している、作家仲間のお友達が来てくれた時に「見やすくていい感じよ」って言ってくれたので、ちょっとホッとした感じもあったのですが。
でも。次回に向けては、テーマを決めて、さらに厳選して、一つ一つの作品をよく見ていただけるようにするのがいいのかなと思いました。
まとめ
本当は
初めてのイベント出店。ドキドキわくわくしたけど、たくさんのお客様とお話をして、たくさん作品を手に取っていただいて、とっても楽しかったです(^^)。
ってご報告することを夢見ていたのですが、そういう感じにすることはできませんでした。。。
でも、いつもならこんな結果になったら心が折れて「もうやらない」ってなるところなのですが、このイベント出店に関しては、ぜひともリベンジしたいと思っています。
先にあげた反省点を改善して、かならずやリベンジしようと思います。
余談
お隣の大学生のお兄さん。お客さんがお店の前を通るたびに「こんにちは。ガラスのアクセサリーを販売してます。」ってとっても丁寧に声掛けをしていました。
それを聞いて私も見習わなければって思って、私も声掛けの勇気をいただきました。
あんど。その声がとってもいい声で。竹野内豊風のおだやかで、低くて渋い、いい感じの私の好きな感じの声だったのです。立ちっぱなしで疲れ気味になったときも、とっても癒されました。その意味でも本当にありがとうと伝えたいです♡。
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