こんにちは。パッチワークキルト作家のmiwazouです。
パッチワークの技法のひとつである「ヨーヨーキルト」についてご紹介いたします。
ヨーヨーキルトとは
ヨーヨーキルトというのは、円の形にカットした生地を、周りをぎゅーっと縫い縮めて、ギャザーを寄せ、かわいいお花のような形にするパッチワークの技法のひとつです。
丸くふわっとしたモチーフの形から「ヨーヨー」と呼ばれています。
使う生地の柄によっていろんな表情を表します。また、出来上がったヨーヨーは、丸くギャザーを寄せることにより元々の生地とも違った雰囲気になり、これもおもしろいところです。
ヨーヨー キルトの作り方
ヨーヨーキルトの作り方を簡単にご紹介します。
生地をカットする
生地を円の形にカットします。
カットする円の直径サイズは、出来上がりのヨーヨーの直径の2倍+1cmです。
なので。5cmのヨーヨーを作る場合
5cm × 2 + 1cm = 11cm
となります。
私はこんな型紙を作ります。生地をカットするのに使用する直径11cmの円、縫い代の印付けをするための直径10cmの円です。
こんな感じでカットします。
縫い代の印をつける
以下の写真のように直径10cmの型紙を乗せて、へらルレットを使って印付けをします。
こんな感じに印が付きます。
周りを縫う
付けた印に沿って縫い代を折り込んで、周りをぐるっと縫います。まだ玉止めはしません。
針目は大きめです。
私は、5mm~8mmぐらいで縫ってます。針目が揃えられるときれいな形ができます。でも多少大小があってもかわいくできます(^^)。
最後の一針は、最初の一針に重ねるようにします。なので、最後が近づいてくると、最初のところに合うように、少しずつ針目の大きさを微調整していきます。
引き締める
これをぎゅーっと引き締めて、形を整えるとヨーヨーのできあがりです。
ヨーヨーのつなげ方
複数個をつなげるときは、中表に重ねて一部分を巻きかがりしてつなげます。
細かめに、ヨーヨーのサイズに合わせてですが、だいたい幅5mmぐらい縫い付けます。
まとめ
パッチワークキルトの手法「ヨーヨーキルト」についてご説明してみました。
元々の生地と出来上がった感じを並べてみました。
どんな模様の生地を使ってもかわいいと思うのですが、特に、大柄のものや、ストライプのような幾何学模様などは、思いがけずおもしろい表情になって楽しかったりします(^^)。
できたヨーヨーは、1個で飾りつけなどしてチャームとして使ったり、タペストリー、バッグなどのワンポイントとしてアップリケしたりしてもかわいいですし、ヨーヨーをたくさんつなげてタペストリーにしたり、カーテン、のれんにしても、とってもステキなのです。
ヨーヨー一個一個作るのはそんなに時間がかからないので、ちょっとした隙間時間に作りためておくと便利です。
私は、生地をカットしておいて、隙間時間にちょこちょこと作っています。会社員時代は、最小の裁縫セットとカットした生地を持って行って、お昼休みなどにも作っていました。そんな感じで、ちょっとした時間つぶしにでも楽しめるかなと思います。
また、何かを作った時の生地の端切れなどでも作ることができるので、端切れの大きさに合わせて、いろんなヨーヨーを作るのもいいですね。
簡単でかわいくできるので、私はとってもお気に入りの手法です。
今後もいろんな作品を作っていきたいなって思います。
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