こんにちは。パッチワークキルト作家のmiwazouです。
minneLABの作家支援活動で、YouTubeコンテンツ 「おはよう!minne LAB」通称「おはラボ」 の配信があります。おはラボではいつも、作家支援アドバイザーの和田まおさんが、minneの作家さんからのお悩みに、本当に親身になって答えてくださっています。
「おはラボ」を視聴させてもらって、自分なりに考えたことを書いてみようと思います。
今回のご質問は『質問92「技術不足か、カラフルすぎるのか、インスタのコミュニケーション不足か、ギャラリーが整っていないのか、改善点を挙げるとキリがありません」』ということです。
質問の内容
今回の質問者さんは、手刺しゅうのアクセサリー作家さんです。
自分のminneギャラリーがきちんと整えらえれているのか、を悩まれているとのことです。
広く知っていただくために、インスタグラムの投稿もがんばっているんだけど、なかなかminneギャラリーは見てもらえず。投稿するたびにフォロワーさんが減るので投稿するのも怖いけど、作品を気に入ってくださる方に届けるために頑張っているとのことです。
技術不足か、カラフルすぎるのか、インスタのコミュニケーション不足か、ギャラリーが整っていないのか、自分なりに気になる点はたくさんあるので、まおさんに改善点をご指摘いただきたい、ということでした。
まおさんのご回答
作品の価格面について
(このYouTube登録当時)現状の価格については、かなり激安なので見直しが必要です。
かなり手が込んでると思われる作品なので、このままだと活動を続けていくのが厳しいと思われます。安定した作家活動を続けるためには価格を見直す必要があると思います。
質問者さんが気になると言われている点について
まず疑問点について以下のように考えます。
- 刺しゅう技術が足りない
技術力については経験を重ねることで時間が解決するので、ここでは考えない。 - カラフル過ぎてうけない
人による。人の好みは多種多様なので、必ずしもそうとは言えない。そもそも、うけないと思っているのはただの憶測なので、とりあえず考えなくてよい。 - インスタグラムでコミュニケーションをとらないといけない
質問者さんの売り上げ目標金額を考えると、インスタグラムはやらなくても達成できるはずなので、取り組む作業の優先度としては高くない。
今のやり方に問題があるようには見えないし、今のやり方で続けていくことで問題ない。 - minneギャラリーが整えられてない
今やるべきはここ!!minneのギャラリーを整えることを最優先課題として取り組む!
現状のminneギャラリーについて
作品を紹介するときの姿勢が消極的すぎるように見えます。
価格について
この手仕事でこの価格は安すぎます。安い価格は自分の作品の自信の無さの表れとも見えます。
説明文の書き方について
カラフルですがパステルカラーなので優しい雰囲気
「カラフルだと売れない」と思い込んでることが文章に出てしまってるように見えます。
カラフルなのが苦手な人がいるから、そういう人に向けて言い訳をしているように感じます。
カラフルなのが苦手な人にもよく見られたい、と考えるより、カラフルが大好きな人に「カラフルがこんなにもかわいいんだ!!」を伝えるように書いた方がいいです。
これからの課題
まずは以下の2点について集中して取り組む必要があります。
- 制作するときに考えてることを恥ずかしがらずに言葉にする
- 自分の作品の力を信じる
インスタグラムのフォロワーさんが減ることは考えなくてよいです。新しくフォローしてくださる方に向けて、作品の良さを思いっきり伝えていくことを考えるようにしましょう。
私が考えたいこと
私も質問者さんのお気持ちはよくわかる気がします。
ちょっとでも多くの人に「興味を持ってもいいリスト」に入れてもらいたくて、あの人にもこの人にも見てもらいたいって思ってる感じがある気がします。
例えば製作時。例えばポーチのサイズ感とか形とか、コスメポーチにしたい人、小物入れにしたい人、大きなバッグを持ち歩いてる人、小さめのバッグを持ってる人、などいろんなパターンを想像しちゃって、形、サイズがなかなか決まらない。試作しまくって、みんなが使えそうな共通項みたいなところを探す傾向がある気がします。
作品説明文でも「こんなことにやあんなことにも使えますよ」とか「こんな人にもあんな人にもぴったり」みたいな書き方をしてる気がします。。
これだと、多くの人の守備範囲の端っこはかすめるかもしれないけど、ぐさりと芯に刺さる人がいないって感じになるのかなと感じました。
っていうか。これってまおさんがいつも言われてることですね。。。改めて理解した気がしました。
それと。私は自分のセンスに自信がないっていうのもあるかなと思いました。
自分ではかわいい♡、こんなシーンにピッタリ♡って思ってるけど、みんなはそう思わないかもしれない、って思う気持ちがあります。
なので、自信たっぷりに言いたいことを言いきれず、ちょっとぼやかすイメージにしてしまいがちな気がしました。
考え方を変えなきゃですね。。。
私ができること
販売するときに、「どんな人に買ってもらいたいか」ってペルソナ像を考えるといいといいます。それは、なんとなく「大人かわいい女性」みたいな抽象的な形ではなくて、年代、職業、生活スタイル、好きなもの、などとても具体的に、ある一人を想像するように考えるといいと聞いてます。
作品を作る時も、どんな人が、どんな雰囲気が好きな人が、どんな目的で使うのか、っていうのをペルソナ像みたいに具体的に決めるようにするのがいいのかなと思いました。
イメージとしては、
- 使ってくださる方
30~40代のバリバリ働くキャリアウーマン。シンプルな雰囲気が好き。 - 目的
仕事中お手洗いに行くときにちょっと持っていけるコスメポーチ。 - サイズ感
フェイスパウダー、アイブロウ、リップ、手鏡、脂取り紙ぐらいが入ればいい。
みたいなことを、いろんな項目について具体的に設定するのはどうかなと思いました。
こうすると、30~40代のバリバリのキャリアウーマンじゃない人、コスメポーチにはたくさん入れておきたいと思う人、には刺さらないけど、私の設定にあった人にはぐさって刺さるのかなぁって。
販売している作品についても、そんなことを考えてみようと思いました。
また。今後新作を作る時には、そんなことをきちんと設定して作るようにしたいと思いました。そうすることで、今までいろんな人や目的にはまるように、共通項を探して迷いまくってたのが、迷わずに済むようになるのかなと思いました。
そして販売するときにも「こういう人」「こういう目的で」みたいなことを、自信をもって具体的にはっきりと言い切るような説明ができるようになるのかなと思いました。
自分、自分の作品に自信を持つ、自信をもっておススメする、ができるようになりたいです。
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