こんにちは。パッチワークキルト作家のmiwazouです。
私は、インターネットのハンドメイド販売サイトminneやcreema、実店舗で委託販売などで、パッチワークをメインとした布小物の作品を販売させてもらっています。
作品販売で、大変なんだけど重要な作業が「価格設定」です。いつもすごく悩んで、考えて、でも、なんだかモヤモヤが止まらない、という感じです。
以前、私が主に作っているパッチワーク作品の価格設定について考えてみたことを以下に書いています。よかったらご覧くださいませ。
そんなとき、物の価値ってなんなんだろうって思うことがあったので書いてみようと思います。
アート作品のオークション
まず。前提として、私はアート作品(特に現代アート)に関しての知識もセンスもまったくないということをお伝えさせてください。
先日、バラエティー番組で、美術大学でアートについて学んだ芸人さんと、アートに関しては特に勉強してない芸人さんが、それぞれ作品を制作して、アートオークションに出品する、という企画をやっているのを見ました。
制作者の名前はかくして出品するので、オークションに参加されている方にとったら、よくわからない新人作家さんの作品として見られるというイメージです。
つまり。作品だけを見て価値を判断される、ということになります。
そのオークションでは、有名な作家さんの作品とか素晴らしい作品とかだと数百万円とかで落札されるし、それほどとみられた作品は数千円とかで落札されているようでした。
そして。その芸人さんたちですが。それぞれ3品ずつ出品したのですが。結果としては、いずれも5万円ぐらい~15万円ぐらいの、私の金銭感覚からしたら結構な高値で落札されました。すごい。ぱちぱち。
本当にまったく失礼なお話なのですが。私は先にも書いた通りアート作品にはまったく疎いので、正直、数百万円のも数万円のも数千円のも、何が違うのかよくわかりませんでした💦。
落札された方々にその価格を付けたポイントをお伺いしたい!と思いました。
アート作品の価値ってどう決められるの!?
何度も書くように、私はアート作品についてまったく疎いので、どうやって価値が決められるのかがよくわからないのです。
たとえば。世界的に有名な草間彌生さんとかの作品だと多分すごい金額が付くんだろうなとか、それはイメージできる。
でも有名ではない作家さんだったら作品だけのできとか芸術性とかを見て決められるんですよね。
アート作品の目利きの人にはわかる何かがあるのかなぁって思ったり。
ただ。そんな値段をつけてもほしい!と思ってくれる人がいない場合、その価値はないのかなぁって思ったりもします。
例えば。まったくありえないことだけど。草間彌生さんの作品を世界中のみなさんが「いらない!」って言ったらその価値がないようにも思えるんです。
そうすると。その作品自体のできのよさとか手間暇かかってるとか芸術性とか、ではないところにも要因があるのかなぁって思ったり。
う~ん。やっぱりよくわからないのです。
私が作るハンドメイド作品の価値って!?
一方。私が作るハンドメイド作品の価値ってどうなんだろうって考えてます。価値っていうか、どれぐらいの価格設定にするのが良いのかってことなんですけど。
私が値段設定で単純に考えるところだと
- 使ってる材料(生地、部品など)のコスト
- 作るのにかかる手間暇
パッチワークだとどうしても一枚布にするまでにも大変な手間がかかるので高価になってしまう。 - 技術の高さ
私が作ってる布小物だと誰でも作れるものですが、ものすごいミニチュアとか、ものすごいリアルな絵とか、その人にしか作れないものには結構な価値が付くような気はする。
ただ、これって難しい。「結構な価値」って何!?ってなる。
というところかなと思います。
しかし。先のバラエティ番組を見た感じ、少なくともアート作品はそれだけではないのではないかと感じました。というか。そんなことではない気がしました。
そういうオークションに出品されるアート作品と、ネットやマルシェで販売してるハンドメイド作品では、そもそも価値の考え方が違うのかしら。。。
結論は出ないまま。。。
お風呂でもぼんやりとずっと考えていたのですが、結局わからず。。。
私の作品はどれぐらいの価値をつけて、どれぐらいの価格で販売するのが適正なのか。
私もオークションに出してみたらわかるのかなとも思ったり。でも、めっちゃ安い値段をつけられたらそれはショックだなって思ったり💦。
やっぱり作品の価格設定は永遠の課題だったりするのかもしれません。
まずはやはり以前考えたように、
なので、モヤモヤしてる場合ではなくて、魅力を感じていただける作品作りと、魅力を存分にお伝えできる売り方をがんばって、自信をもって価格設定をしていくことが大事なのかなと思いました。
キルト和ブログ「パッチワーク作品の価格設定について」
ってことなのかなという結論に戻ってきたのでした。
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