こんにちは。パッチワークキルト作家のmiwazouです。
minneLABの作家支援活動で、YouTubeコンテンツ 「おはよう!minne LAB」通称「おはラボ」 の配信があります。おはラボではいつも、作家支援アドバイザーの和田まおさんが、minneの作家さんからのお悩みに、本当に親身になって答えてくださっています。
「おはラボ」を視聴させてもらって、自分なりに考えたことを書いてみようと思います。
今回のご質問は『質問132「ネット販売、『いい写真』の定義って何だろう」』ということです。
質問の内容
質問者さんは、カフェが大好きとのことで、カフェで過ごすのに「こんなグッズや文房具があると楽しいだろうなぁ」というような思いでオリジナルグッズを制作販売されています。
作品を増やすことも大事だけど、まずは写真を撮り直したいと考えられています。
おしゃれな小物などを使ってインスタ映えするような写真がいいのか、でも自分には難しいし、そもそもシンプルな背景の写真がお好きとのこと。
それでシンプルな背景でもストーリーが伝わるような写真が撮れるのか?あるいはインスタ映えするような写真を撮れるように頑張る必要があるのか、とお悩みとのことでした。
ネット販売する上で、いい写真の定義って何だろうということがわからなくなっている、ということでした。
まおさんのご回答
ネット販売において「いい写真」の定義って何だろう、という観点からお話しくださいました。
「いい写真」に必要な条件
「いい写真」とは、人によって、作品によって違います。
ここで、ネット販売で使う写真に求める期待値は何かというと、その写真を見て作品を「ほしい!」と思ってもらいたい、ということ。それを叶える写真が「いい写真」となります。
シンプルな写真でも大丈夫なのか?という点について
シンプルな背景の写真だとダメなのかというとそんなことはありません。
写真にのる情報量が少なくなる分ストーリーも伝わりにくくなる可能性はあります。が。ストーリーが伝わる写真を撮れないと売れない、というわけではありません。
作品を売るためには、知ってもらわないといけない情報がたくさんあります。
それを全部伝えきれる完璧な写真が撮れたらそれは素晴らしいけど、それができなくても、適切な文章、価格設定、機能性、雰囲気などの相乗効果で、「ほしい!」と思ってもらえるよう情報を補完すればよいのです。
作品によって写真の伝わりやすさには差がある
(※)おはラボでは、利用機会が多い/少ない、使った感じをイメージしやすい/しにくい、という軸でマトリックスを作ってご説明くださいました。
例えば。
スマホケース、マスク、文房具みたいなのは、使い方、サイズ感みたいなのは誰でも想像しやすいのでそのものを伝えればいい。
超機能性のあるバッグみたいなのだと、その機能を伝える必要がある。
置物とかだと、サイズ感とか、実際に部屋に置いてみた感じとかと伝える必要がある。
のように、作品によって、その作品の推しポイントによって、より重点的に伝えないといけない情報があります。
結論
現時点でのまおさんの結論:「いい写真」の定義とは、お客様とのマッチングを叶えてくれる写真、ということです。
私が考えたいこと
2022/7/14(Thu)おはラボのYouTubeライブでは、スペシャルバージョンとして、「カメラ1年生」著者の矢島直美先生がゲストにいらっしゃって、作家さんからの質問に答えてくださる、というのをやってました。
それを見させてもらって、最近すっかり写真の勉強を怠っていた私は、改めて以前購入した「カメラ1年生」を出してきて読み直していました。
きれいに撮る方法についてとてもわかりやすくご説明されています。この「きれいに」というのは、メリハリのある感じ、やさしい雰囲気、背景をぼかす感じ、画面いっぱいに入れる、余白をとる、などなど、いろんな「きれい」の撮り方が載っていました。
ところで。ふと、いろんなきれいな写真があるけど、私はどんな写真が撮りたいのだろうと思い始めました。
それで、以前見たおはラボのこの回を思い出し、改めて見てみた、というところでした。
まおさんがおっしゃる通り、私が写真に求めるのは「私の作品の写真を見て『かわいい!』『ほしい!』と思ってもらいたい」ということだと思います。
ここで重要なのは、私の作品ならどんな写真がいいのか?を考えないといけない、ということなのだと思いました。
それはどの作品でも一律で「こんな写真なら売れる!」というわけではなく、作家さんや作品、その雰囲気、その作品の推しポイント、などなどによって変わってくるってことなのですね。(ピンボケしてない、明るい、など基本的なところはみんな同じとは思いますけど💦)
私ができること
私の作品の写真を見て『かわいい!』『ほしい!』と思ってもらうためには、どんな写真を撮るのがいいのか、を考えてみたいと思いました。
それで以下をやってみようと思います。
- 他の人の作品写真を見せてもらって、私が「ほしい!」と思える写真の共通点を考えてみる。参考にできそうなことを自分の写真撮影にも取り入れる。
- 私の作品について、推しポイントはどこか、どこを見てもらいたいか、知ってもらいたいか、誰に知ってもらいたいか、などをまとめる。
- (写真の技術がまだまだないので)写真×文章で推しポイントを伝えたい人に伝えるために、どう表現すればいいか考える。
- どんな写真を撮る必要があるかまとまったら、そんな写真が撮れるようひたすら撮影練習!
カメラの設定をどうして、環境を整えて、きれいな写真を撮りたい!と練習もしないといけないけど、その前にも考えないといけないこともあるのかと思いました。
写真撮影はどうしても苦手(>_<)。ずっとそうです。子供の写真も失敗しまくって、やっぱり旦那に撮ってもらえばよかった、と後悔することも多いです。
でも、ネットで販売するならやるしかない!矢島先生がいらっしゃったおはラボスペシャルバージョンを見せてもらって、このおはラボ『質問132』を見直して、ちょっとやる気が出てきてます。
がんばろう。
コメント